三衡設計舎の舎窓をご覧頂き、ありがとうございます。
当舎は、盛岡市の紺屋町にあります。
先日、盛岡市内の旧市街地を中心とした商店街の若手経営者、後継者などが集う任意の勉強会「おもちロの会」が、紺屋町で行われ、主催者側として、微力ながらお手伝いさせて頂きました。
「紺屋町」は,中津川を利用した紺屋(染物屋)が集まっていたことに由来し、南部紫(むらさき)や南部茜(あかね)によって染められた布地は、盛岡藩の特産物でありました。(盛岡市町名由来記より)
勉強会では、今も残る染物屋さんを代表して、巴染工さんによる工場見学及び藍染め体験と、街中に大きな酒蔵を構える菊の司酒造さんの工場見学が行われました。
参加者の皆さんからは、盛岡市民でも今まで気付かなかった紺屋町の魅力を知ることが出来て良かった、という声が多数聞かれ、自分もまたその一人であります。
紺屋町には、「紺屋町番屋」や「ござ九森九商店」さんなど盛岡市保存建造物に指定されている建物もあり、古い町並みも残るとても魅力のある街です。
また、当舎で設計した、中津川沿いの「深沢紅子 野の花美術館」や、盛岡町家を保存改修した「森八商店」さんもあります。
是非、皆さん、何かの折には、「盛岡市の紺屋町」をお尋ねください。